
夏といえば、ホラー・サスペンスの季節。
夏本番を迎える7月は、NETCINEMA.TVが誇る、極上のホラー・サスペンス作品を一挙配信!
更に、『恐怖依存症』の藤井秀剛監督、主演の窪塚俊介さん、吉野公佳さんに特別インタビューを慣行!! 作品に対する想いや撮影のエピソードなどを赤裸々に語っていただきました!
出演/窪塚俊介、吉野公佳、松本匠、中川愛海、牛尾好宏
監督/藤井秀剛 制作年/2006年 本編/78分
富士見英武は、現代社会に生きる映画≪オタク≫。昼はパソコンに時間を費やし、趣味はアニメ。出没場所は秋葉原。そんな英武に、ある日、転機が訪れる。それは、一人の女性・有紀子との出会い。母を彷彿させるその美しい風貌。ところが、そんな出会いは、英武と母との間にある秘密をも浮き彫りにし、英武を狂わせて行く。やがて英武は、現代社会の脅威となり、モンスターと化していくのだった・・・。
窪塚俊介×吉野公佳×藤井監督、特別インタビュー!
2年半前の撮影当時を振り返って、撮影時の率直な感想を
お願いします
窪塚:「非常に偏った、閉じ込んだ役」の模索、という感じでしたね。
吉野:タイトなスケジュール、寒さとの戦いでした。
藤井:キャスト・スタッフ全員が一丸となって、ただ傑作を生む為だけに まい進した姿は気持ちよく、各々が各々の部署で「プロ」としての力量を十分に発揮してくれた、楽しい現場でした。
撮影期間が4日間しかなかったとお伺いしましたが、
4日間撮影ならではのエピソードはありますか?
窪塚:どうにもこうにも舌が回らなくて、NG量産したシーンがありました。・・・寝れないというのは、やっぱりなかなかしんどいですね。
吉野:助監督が眠気に耐えられず、カチンコを落としてしまった・・・。(苦笑)「家に帰ったの?」が合言葉のようだった・・・。
藤井:24時間×4日間の眠る事のできない撮影ともなると、必ず不平不満がでるものです。しかし、主演の窪塚君、並びに吉野さんからは不平不満など全くなく、それどころか、ここまでの過酷な状況下においても「役柄を演じ切る」という部分にこだわった芝居をしようとした2人の根性には脱帽しました。
撮影で実際に秋葉原に行かれたと思うのですが、
2年前の秋葉原はどんな感じの街だと思いましたか?
窪塚:賑わってましたね〜。イメージ通りの街でしたよ、迷彩の人もメイドさんもいて(笑)。
吉野:みんなの“すき”が集まった街。新しいもの、懐かしいもの・・・色々な要素の詰まった街、って感じでしたね。
藤井:閉鎖的な町である印象を感じました。とても開放的でオープンにも見える町なのに、実際に歩いている人はみな内向的というか、利己主義な印象を受けました。よくアメリカではロサンゼルスに住む人たちの人柄を表して「ロスの人間は口では『ありがとう』といいながら、心で『バカヤロー』と言っている」と言います。つまりはそれだけ本音を見せないという意味ですが、秋葉原にいる人を例えるなら「口では『・・・(無言)』、心で『うざい』と言っている」・・・といった印象でした。
藤井監督にお伺いいたします。”オタク”という普段の皆さんとは異なると思われる価値観を
持った人物が題材の作品ですが、この作品で観せたかったことは何でしょうか?
藤井:この映画を見て、この主人公の事を「自分とは異なる人種」として見ると思います。
しかし、そんな価値観で見つつも、ふとどこかで共感する部分や理解できる部分があったとしたら、私の思惑は成功したといえます。つまり私がこの作品で見せたかったのは、誰にでも「オタク心」はある・・・という事です。そしてそれと同時に、社会に対する一種の警告で、それはつまり「人とコミュニケーションを取れない事への危険性」を描こうと心がけたつもりです。

最後に視聴者の方へメッセージをお願い致します!
窪塚:これはエンターテインメントです。受け入れがたい人間の話を観て下さい。
吉野:ちょっと狂気な要素が含まれていますが、楽しめると思います。最後の展開、楽しみにしてください。
藤井:この作品には驚くべき“どんでん”を用意してあります。しかも、そんな「驚き」の結末を示すヒントが作品の中の随所に散りばめられています。しかしそれらのヒントは、1回目では分からないものばかりです。
DVDではそのヒントの説明まで詳しく説明してあります。1度ネットで楽しんだら2度目をDVDで楽しんで頂けたらと思います。
窪塚俊介(クボヅカシュンスケ)プロフィール
1981年11月6日生まれ 。趣味はバレーボール、スポーツをする事、映画鑑賞
主な出演作品:まだまだあぶない刑事(2005)、スケバン刑事【コードネーム=麻宮サキ】(2006)、46億年の恋(2006)、22才の別れ(2007)、長い長い殺人(2007)、サンシャインデイズ:劇場版(2008)等
藤井秀剛(フジイシュウゴウ)プロフィール
吉野公佳(ヨシノキミカ)プロフィール
1975年9月5日生まれ 。特技は水泳、プリザーブドフラワー(講師資格所得)。
主な出演作品:高校教師(1993)、エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS(1995)、
ファンタスティポ(2004)、牙狼
幼年期からサスペンス映画の魅力に囚われヒッチコックを師事。 小学3年生から、8ミリカメラで映画制作に熱中する。 中学卒業後、単身渡米。
NY高等学校を書津業後、カリフォルニア芸術学院にて学士習得。 帰国後、2500本の脚本の中からつんく♂氏に見出され「生地獄」 で劇場映画デビュー。その後はテレビドラマを経て、 「怖来〜furai〜」や
「恐怖依存症(窪塚俊介主演)」などの意欲作を発表。 ホラーやサスペンスを通して、社会風刺を織り交ぜる作風が特徴。 近年では、漫画原作や新聞等のコラムで文化論を訴えている。
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