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頭の中に鳴り響く轟音に急き立てられるように、最悪の結果に向かって突き進む男・ヨシキ(小林且弥)。家庭、学校、不倫……日々の生活のどこにも居場所を見つけられない女子高生・ユメノ(菜葉菜)。幼い胸のうちに将来の夢など信じていない小学生・リョウ(金井史更)。それまでの人生で全く接点のなかった三人はどうして出会い、なぜ雪深い北海道を逃亡するに至ったのか。そして、彷徨の果てに彼らを待ち受けるものは――。『YUMENO-ユメノ-』はそれぞれに閉塞した日常を抱えながらも、ここではないどこか、今ではない自分を探している、三つの魂の軌跡を描いたロードムービーである。作り手たちのまなざしはあくまで人間の営みに向けられ、時にやさしく、時に哀しく、そして時に力づよく彼らを見つめている。
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| 監督・脚本はテレビドラマの演出家を経てピンク映画界に飛び込んだ俊英・鎌田義孝。共同で脚本を仕上げたのは、井土紀州(『Hysteric』、『MOON CHILD』瀬々敬久監督)。音楽は山田勳生(『EUREKA』青山真治監督)。出演は、ユメノ役にこれが映画初主演となる菜葉菜。ヨシキ役に注目度上昇中の大型新人・小林且弥(『ロッカーズ』、『スクールウォーズ』)。この二人の運命を変えることになる小学生・リョウ役に金井史更。他には夏生ゆうな,小木茂光、内田春菊、柳ユーレイ、伊藤猛、渡辺真起子、寺島進らの個性派。また毒舌芸で人気のお笑い芸人、長井秀和が映画初出演を飾っているのも話題に。 |
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挑戦の映画だと思う。
挑み戦っている。何に。私達が生きている現実の残忍さに。
羽の刺青を背負う青年は飛ぶことができなくても地上に寝そべる。
地上を抱きしめる。そこが凍りに埋もれた冷たい大地であったとしても。氷の土地に残った少年と女は、泣き、涙を流し、叫ぶ。
彼らは挑み戦っている。何に。この世の悲惨さに。
そんな現実を憎しみながらも愛そうとし続ける。
だからこそ−この映画の船は
氷河を切り裂くよう出発する。 |
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リョウが印象的だった。そして彼の涙が心に残った。
この映画は、10代のDEEPな感情をあまりにも過激に、そして純粋に描いている。
僕にとって生涯忘れられない映画になった。 |
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自分が自分をいつも形成している。
いつ、どんな時であろうと
自分が自分を形成している。だから、
いつ、どんな時であろうと、
自分と向き合い、自分と戦わなくてはならないんだろう。
そこで形成されるであろう自分。
さぁ、この作品をどうやって育ててゆこう。 |
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冷たくて。痛くて。でもそれをハネ返す弾力が、
この映画にはある。 |
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